【提案】ゼネコンが発注者側に転職する絶大なメリットとは

こんにちは!ハマカナです。

ゼネコンは正直激務です。残業が80時間であることは、現在でもざらにあります。その忙しさに耐え切れず転職をしていった方は多くいらっしゃいます。

かくいう私は、ゼネコンという仕事は充実感があり、楽しいと思っていましたが、諸事情により、ゼネコンから発注者側に転職しました。

もしあなたが少しでも転職をお考えであれば、以下の記事で、ゼネコン勤務者がどの職種に転職する傾向にあるかまとめたものと、転職を迷っている人にとってまず動くべきであることをまとめていますので、もしよろしければご覧いただければと思います。

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もし転職をするなら、【発注者側】をおすすめする理由を、今回の記事では記載します。それはあなたの為でもありますし、建設業全体の為でもあります。あなたが発注者側に転職することで、おそらく建設業に明るい兆しが見えることになります。

青年A
建設業全体って、そんな大それた話??

ハマカナ
そうです。おそらく現在建設業が直面している壁を超えることができる可能性があります。

少しスケールが大きい話かと思いますが、私はそれくらいのインパクトがあると考えております。それでは詳細の内容を下に記載します。

ここまでのポイント
〇転職を少しでも考えているのであれば別記事で詳細をまとめている。
〇転職先を発注者側にすると、あなたにメリットがある。
〇転職先を発注者側にすると、建設業にメリットがある。

ゼネコンが発注者側に転職する絶大なメリットとは

ゼネコンが発注者側に転職する絶大なメリットについて3つ記載します。この3つは、建物を創るうえで非常に大きな役割を担いますし、また政府が打ち出している働き方改革を達成する為に大きく寄与することだと考えています。

①働き方改革を遵守できる可能性が高くなる。
②事故・災害が減る。
③建物品質が向上する。

これらのメリットがあると私は考えております。そしてその根拠も下に記載します。【なぜこれらのメリットがあるのか?】と疑問に思われた方は、下記で詳細を記載しておりますので、よろしければご覧頂ければと思います。

働き方改革を遵守できる可能性が高くなる

働き方改革とは2019年4月1日に施行された、残業時間の上限等について規定された内容となります。もし理解が不足していると思われる方は、概要と、建設業の工期について政府が打ち出した方針をまとめた記事を記載しておりますので、よろしければご覧いただければと思います。

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正直、現状のままであると建設業が働き方改革を達成することは難しいと感じております。

ただ、ゼネコン経験者が発注者となれば話は変わると思っています。

上記の記事でも記載している通り、発注者がゼネコンの知識を持っていないと、適切な工期であるか判定できません。判定できないということは、施工者任せとなってしまい、社内(発注者側の会社)での説明ができず、発注者側の【いつまでに作りたい】という声に負けて、工期短縮を強いられることになります。

社内は言いたい放題です。仮に建物工程計画会議があった場合、十分な説明ができなければ、簡単にその工程を【却下】の判断を下し、屈服するしかなくなることがあります。

そこで、ゼネコンレベルの知識がある発注者であれば、その会議において、十分な説明をし、【〇〇だから××まで工期が掛かります。政府の方針も土日は休めとのことです。効率的な施工方法を約束し、工期が長くなっても従来のコストと大差はないとのことです。】と説明すれば、【では早めに予算取りをして計画を急ごう】となることが予想されます。

発注者が工事の状況まで加味して、早めに予算取りや建物計画を進めれば、おそらく週休2日を確保できる工程を組むことができ、働き方改革を遵守できる可能性が上がるかと思います。発注者が【計画-設計-工事-保全】までの全体を見えていることは、これから建設業が変わるための、重要なファクターになってくると思います。

ここまでのポイント
〇現状のままでは働き方改革は達成できない。
〇ただゼネコンが発注者になると話は変わる。
〇発注者が【計画-設計-工事-保全】までの全体が見えていることは、重要なファクター。

事故・災害が減る

建設業は、業界の中でも事故災害が多いことは既知の事実かと思います。下記の図をご覧ください。

一般社団法人 全国建設業労災互助会HPより引用

死亡者数については、建設業が全産業中トップとなっております。そして休業4日以上の死傷者数については、建設業は全産業中第2位となっております。

死傷者数は就業者数に比例しているので、特別多いということはありません。ですが死亡者数は、就業者数の多い製造業より建設業の方が多いので、これについては特別多いと言えます。

このような現実では、建設業は事故災害が多いということが言えるかと思います。

そのような現実の中、ゼネコン担当者が発注者になると、ゼネコン任せの安全管理にはなりません。現場において安全のプロの目が増えるわけです。やはり多角的に物事を見るということは非常に重要であり、それを発注者視点から安全を見るということは、【全体的な目線で安全を見れる】ことになります。

もちろんゼネコンの安全の目は非常に鋭いですが、発注者の目線はそれより俯瞰して見れるため、その目も非常に重要になります。そのようなことから、ゼネコン担当者が発注者になることによって、事故災害は減ると考えております。

ここまでのポイント
〇建設業の死亡率は全産業中トップ。(平成29年調査による)
〇ゼネコン担当者が発注者になると、ゼネコン任せの安全管理にならない。
〇発注者は全体的な目線で安全を見れるため、非常に重要な目となる。

建物品質が向上する

建築知識がない発注者が建物を創りたいと考えた場合、抽象的な絵しか描けません。

こうしたい、ああしたいは良いですが、それでは理想ばかり先行し、形にするのが非常に難しくなります。

実際、ゼネコンの立場で発注者と話す場合、まず【建築とはどういうものか】を話す必要があって、いきなり具体的な話をしてしまうと、ギャップが生まれてしまいます。

そのギャップがある中で建物を建てると、【こんなはずではなかった!】と思われることも少なからずあり、発注者の思う建物品質は高いものとはならないです。

そんな中、建物の創り方を知っているゼネコン担当者が発注者になると、建物を創りたいと考えたときから、具体的な図を描けるため、ギャップが少ないことになります。この最初から【具体的な図】は非常に重要なファクターかと思います。初めから【こうしたい!】という思いのレベルが施工者目線であると、そのあとの施工も楽になります。

最初に記載した、働き方改革にもつながることになり、施工者の仕事量の絶対量が減ることになる為、こちらにも有効になってくるかと考えております。

ここまでのポイント
〇建築知識がない発注者は、抽象的な絵しか描けない。
〇理想が先行すると、形にするのが難しくなる。
〇建物の創り方を知っているゼネコン担当者が発注者になると、具体的な図を描ける。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ゼネコン担当者が発注者になると、非常にメリットがあることは少しでもお分かり頂けたでしょうか。

私は発注者になって、これら3つの事を、日々思うようになりました。

今は発注者も、ゼネコンレベルの知識が求められていると私は感じます。ゼネコンレベルの知識がないから、ゼネコン任せになり、工程がいたずらに伸びたり、事故・災害が起きやすかったり、発注者の求めている建物品質を確保できないことにつながっていると思います。

発注者も【私は知りませんでした】では言い逃れられない状況になっています。ゼネコンレベルの知識のある転職者が発注者になることによって、建設業全体を大きく前進させることができると私は思っております。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。この記事の他にもゼネコンや設備担当、ゴルフ等に関する記事もありますので、併せてお読み頂けると幸いです。