【診断】ゼネコン設備施工担当におすすめな人

こんにちは!ハマカナです。

別記事において、ゼネコン現場担当に適性な性格とは、について解説をさせて頂きました。自分を客観的にとらえられるエゴグラム診断のやり方も記載していますので、一読して頂けると幸いです。

この記事において、ゼネコン現場担当が自分に合うか合わないかおおよその判断が付こうかと思います。

今回は、くくりとしてはゼネコン現場担当なのですが、ゼネコン現場担当から細分化した【ゼネコン設備施工担当】がどんな人におすすめするのかを記載したいと思います。

今からゼネコンの設備施工担当を就職先の第3希望位までに念頭に入れて就活を頑張ろうとしている人や、ゼネコン設備施工担当で就職してまだ経験が浅い人の方々に見て頂きたい記事となります。

ゼネコン設備施工担当はこんな人におすすめ

設備施工担当におすすめできる人の特徴は以下の3つとなります。

  • 縁の下の力持ちの精神が強い人
  • 泥臭いことがあまり好きではない人
  • 設備に少しでも興味・関心がある人

詳細は下に記載しますが、概ねこの3つの特徴がある方に、ゼネコン設備施工担当は向いているかと思います。

それでは詳細を記載させて頂ければと思います。

縁の下の力持ちの精神が強い人

別記事【徹底解説】ゼネコンの建築施工担当と設備施工担当の違いで記載しましたが、ゼネコン現場担当は建築施工担当と設備施工担当に分かれます。

その中で、建築施工担当は建物の躯体などの実際に見える部分の工事を担当する為、現場の花形となります。設備は建物の主に見えない部分の工事を担当する為、縁の下の力持ちとなります。

よってどうしても目立ちたいとか、花形の仕事がしたいと思う方は建築施工担当の方が良いと言えるでしょう。ただ縁の下の力持ちの精神が強い人は設備施工担当の方が良いと言えます。

最近では、【設備】に対する重要度が増してきていますので、設備がメインの建物もあります。その点で言えば、設備が花形になることももちろんございますが、絶対数としては少ないのが現状です。

泥臭いことがあまり好きではない人

建築施工担当は、現場に付きっ切りの事が多く、例えばコンクリートの打設日なんかは、ほとんど一日中現場にいることがあります。また建築工事は管理する業種が多く、その業者間での調整が煩雑な為、現場で陣頭指揮をとることが多いです。

逆に設備施工担当は、管理する業種としては、3~4業種のみとなり、なおかつその業種はサブコンという、非常に優秀な人たちの集まりとなっています。極端に言ってしまうと、立場としては、建築施工担当はサブコンと同じような立場と考えてよいです。(下記の図参考)サブコンは建築施工担当のように、管理する業種が多いです。それらの調整の為に現場に一日付きっ切りであることも珍しくありません。

従って設備施工担当は、一歩引いた立場(建築施工担当の上司のような立場)で現場を管理することになります。

ただし、設備施工担当でも若年社員は現場を知らないと使い物にならないので、泥臭く現場に出ずっぱりの事はあります。ただし、現場に出ずっぱりになることは、中堅社員になるとほとんどなくなるため、貴重な機会だと考え、色々な職人さんに声をかけ、色々と現場の知識を吸収してください。。

設備に少しでも興味・関心がある人

これは根本のお話かもしれません。少しでも興味・関心がないと、設備施工担当として続けていくのが難しいと考えるからです。

設備施工担当が扱う設備というものは、皆様に身近な照明や空調、洗面器等小さいものから、W10m×D3m×H3m程度の冷水を作るターボ冷凍機や、6m×D3m×H4m程度の空調機(エアハンドリングユニット)など非常にスケールが大きく、かつ複雑な機械となります。

大きな設備と聴いてワクワクしたら、もうそれは興味・関心があると言って良いかと思います。

まとめ

ゼネコン現場担当に向いている方で、なおかつ上の3つの特徴に当てはまる方はぜひ、設備施工担当へ入社もしくは入社している方はそのまま継続して頂ければと思います。

実は、ゼネコン現場担当に全く適合していない奴や、設備施工担当に似つかわしくない奴もいます。私が入った時、明らかにネクラだろと思うやつもいます。

でも今でも元気にゼネコン現場担当を実施しております。おそらく全く適合していなかったのが、働く中で徐々に適合していったのでしょう。

そのような方もいらっしゃるので、もし今回の記事や、冒頭記載したゼネコン現場担当に適正な性格とはの記事をみて、【ゼネコンに合ってないかも】と思った方でも、【ゼネコンで大きな建物を創るのに携わりたい】と強く願っているのであれば、経験はしてみても良いかと思います。

ただ、転職の経験がある私の私見にはなりますが、やりたい・やりたくないで仕事を選ぶよりかは、できる・できないで仕事を選ぶ方が良いかと思います。今回で言うと、3つの特徴に当てはます人は、【できる】に限りなく近い人かと思われます。

理由としては、【できる】仕事であれば、やりたくない仕事でもこなせてしまうからです。やりたくなくても最終的に【できて】しまえば、達成感などはあります。ただし、できない仕事でやりたくないは論外ですが、できない仕事でやりたいことは、やれないもどかしさや現実と理想のギャップで相当なショックを受けます。結局できないままだと、何も達成していないことになり、さらにショックと大きなストレスを受けます。

従って極力できると思われる仕事をしてもらいたいと思い、【ゼネコンとは。設備施工とは。自分にあうのか。】という記事を書いております。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。ぜひ他の記事もお読み頂き、自分を見つめるきっかけになれば幸いです。