こんにちは!ハマカナです。
若手ゼネコン現場担当のみならず、学生から会社員になりたての人は、社会経験としては0からのスタートの人が、ほとんどかと思います。
競争をしたくないという人は別ですが、スタートラインがみんな一緒ということは、努力をして他者より前に出ることで、高評価を受け、出世が早くなります。また高評価を受けることで、周りの信頼感が増し、【この人だったら協力しよう】と思ってくれたりして、仕事もスムーズに進めることができるといった特典もあります。
それでは下記より、比較的簡単な方法で、他者より前に出る方法をご紹介いたします。簡単な方法の結論を申し上げると、【ハロー効果】をうまく利用することです。
ご興味がある方は、下記をご覧頂ければと思います。
若手ゼネコン現場担当が使えるハロー効果とは
まずはハロー効果とは何ぞやと思っている人の為に、大辞林に掲載しているハロー効果の記述を引用致します。
人や事物のある一つの特徴について良い(ないしは悪い)印象を受けると、その人・事物の他のすべての特徴も実際以上に高く(ないしは低く)評価する現象。後光効果。背景効果。
大辞林 第三版よりハローこうか【ハロー効果】の解説より引用
良くハロー効果の例として挙げられる事例としては、【有名大学を卒業していれば、優秀な人物と判断される】や【ルックスが良ければ、仕事ができそうと判断させる】ことが挙げられます。これらは、良い印象が良い印象を生むということで、一般的に【ポジティブハロー効果】と呼びます。
これとは逆に、悪い印象が悪い印象を生むという事例では、【無名大学を卒業していれば、できない人物と判断される】や【太っている人に対し、自己管理能力が低いと判断される】ことが挙げられます。このことを一般的に【ネガティブハロー効果】と呼びます。
今回の記事としては、前者のポジティブハロー効果をうまく利用する方法をご紹介しています。しかも【技術力や管理能力などで競うことが難しい若手でも】使用できる方法です。
最初のうちから、ポジティブハロー効果で周りから良い評価を得られていると、それが正のスパイラルとして、どんどん評価が上がっていく仕組みになるので、かなり仕事のしやすい環境になります。
ただ、逆に最初のうちから、ネガティブハロー効果によって、負のスパイラルを形成してしまうと、どんどん評価が下がっていく仕組みとなり、仕事がしづらい環境になってしまいます。
負のスパイラルを形成してしまうと、非常に仕事のしづらい環境になり、やがては鬱になってしまう可能性があります。自分を守るためにも、若手のうちから、ポジティブハロー効果を積み重ね、周りから評価を得やすい環境を作ることを非常におすすめします。
【ただし、本当の技術力や管理能力を身に付けることを忘れずに努力してください。】
今回ご紹介するハロー効果はあくまでも、【実際以上に高く評価される】方法となります。つまり実力が無くても、周りから【実力のあるやつ】と評価されてしまう為、もし実力が無いと周囲に知られてしまったら、、やがては失望に変わり、今ままでの評価が崩れ落ちてしまうことを忘れないようにお願いしたいと思います。
それでは下記より、ゼネコン現場担当が使えるハロー効果をご紹介したいと思います。
資格を早期に取得する
一番目に見えてハロー効果が表れやすいのが、資格を早期に取得することです。ゼネコンであれば、一級建築士や各種施工管理技士、加えて設備施工担当であれば建築設備士や電気主任技術者が代表例として挙げられます。
特に一級建築士を、1,2回目で取得できれば、周囲からはかなり評価が上がることでしょう。【一級建築士=難しい=取得するのは困難=取れたらすごいやつ】との評価が与えられます。一級建築士は所得するのは困難であるという事実は、職人さんも知っている為、現場内でも効果を発揮することでしょう。
その他の資格も、決して簡単ではない資格なので、所得すれば、ハロー効果によって、あなたの評価が上がることは間違いないでしょう。
ただし、持論ですが資格の勉強はあくまでも机上の勉強なので、現場に実際に携わって勉強したことには劣ります。よって【資格を持っているから、えらい、できる!】とは決して思わず、謙虚な気持ちでいた方が、良いと思います。
朝早く出社する
これは意外かもしれませんが、効果はあります。実際に、朝早く起きて出社することは、周りからすると、【あまりできないこと=すごい、えらい】との評価になることが多いです。
最近は働き方改革で、朝早く来るなという風潮があるので、もしかすと現場によっては使えない手法かもしれませんが、効果は実証済みです。(私はいつもだれよりも早く一番に来ていたら、すごいね、えらいねと言われることが多かった)
もし朝が得意で、早く出社しても問題なければ、一度試してみる価値はあります。
所長と仲良くなる
これは偉い人を有効に利用した、ハロー効果になります。所長というものは、現場内で言えばトップであり、立場で言えば【社長の代理】という立場です。いわば中小企業の社長のような立場の御人です。
その人と仲良くなるということは、【所長は社長のような人=そんな人と仲が良いとは、その人もすごい人なのでは】という評価が得られます。
このロジカルも使えば、優秀な課長さんとも仲良くすることも非常に有効となります。
単純にハロー効果を狙わなくても、仲良くなっておけば、その人の技術力などを真似できることにもつながる為、自分として成長ができます。ぜひおすすめしたい内容です。
まとめ
ハロー効果を利用する方法は、このほかにもありますので、ぜひご活用いただければと思います。ポイントとしては、他者が見て【(自分にはないものを持っていて)すごいな】と思わせる事です。
ただ、文中にも記載しましたが、ハロー効果とはあくまでも【実際以上に高く評価される】ことなので、ゼネコン現場担当としての実力を努力して身に付けることを忘れずに行ってください。
ハロー効果と実際の実力が伴なえば、最強になると私は思っております。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。この記事の他にもゼネコンや設備担当、ゴルフ等に関する記事もありますので、併せてお読み頂けると幸いです。実力をつける為の、実体験に基づいた知識もございます。