こんにちは!ハマカナです。
ゴルフを気持ちよく実施する為には、天候はかなり重要な要素となります。やはり雨の中ゴルフを実施したり、暑い中、寒い中、雪の中ではゴルフはしたくないですよね。日本には四季があり、それぞれに特徴を持って、我々に素晴らしい情緒を与えてくれます。
【その日本の四季の中で、どこがゴルフを実施するのにベストのシーズンか?】と質問されたら、こう答えます。
【地域によって異なります】と。
ビジネスの世界もそうですが、正解というものはあなたが必死で考えて出した結論です。よって【決まった正解というものはないものです。】今回ご紹介する内容は、1つの情報です。それによって、あなたが【その通りだと思えば】この内容が正解かと思いますし、【自分の経験からここはこう考えた方が良いな】と思えば、それが正解になるかと思います。
それでは、下記に【地域に関係なく比較できるゴルフを実施するのに最適な温湿度】と【季節ごとの特徴】をご紹介いたします。
ゴルフコンペでも考慮したいベストシーズンはいつ
上で記載した、地域に関係なく比較できるゴルフを実施するのに最適な温湿度とは、よく6月の天気予報等で使われる【不快指数】というものを用います。
季節ごとの特徴については、【春、夏、秋、冬】ごとの特徴を記載します。
不快指数
不快指数とは、体感で人が不快に感じるレベルを数値化したものを指します。使う要素は、【気温】と【湿度】になります。よって、この数値を参考にし、快適な気温・湿度が集中している季節が、【ゴルフにとってのベストシーズン】となります。ただし、要素の中に【風による影響】が入っていないのは気になりますよね。実は、この不快指数に【風の影響による補正係数】を算出した論文があります。題目として【不快指数に風速の効果を導入するための補正式について:京都府立大学学術報告(理学・生活科学・福祉学)第19号B系列21~26ページ(1968年10月)】となります。
この論文によると、補正式とは、風速をv(m/sec)、気温(乾球温度)をtd(℃)とすると
補正値=-0.138(44.1-T)v
となるとの事です。例えば、気温が25℃で風速が2m/secの時の補正値は、約-5.3になります。ここまで厳密に行いたい方は、下記の表にこの補正値を加味すると良いかと思います。
■不快指数 一覧表
不快指数 | 温 度 ℃ | |||||||||
0 | 5 | 10 | 15 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 | ||
湿 度 % |
1 | 46 | 50 | 54 | 58 | 63 | 67 | 71 | 75 | 79 |
10 | 45 | 49 | 54 | 59 | 63 | 68 | 72 | 77 | 81 | |
20 | 43 | 48 | 54 | 59 | 64 | 69 | 74 | 79 | 84 | |
30 | 42 | 48 | 53 | 59 | 64 | 70 | 75 | 81 | 86 | |
40 | 41 | 47 | 53 | 59 | 65 | 71 | 77 | 83 | 89 | |
50 | 39 | 46 | 52 | 59 | 65 | 72 | 78 | 85 | 91 | |
60 | 38 | 45 | 52 | 59 | 66 | 73 | 80 | 87 | 94 | |
70 | 36 | 44 | 51 | 59 | 66 | 74 | 81 | 89 | 96 | |
80 | 35 | 43 | 51 | 59 | 67 | 75 | 83 | 91 | 99 | |
90 | 33 | 42 | 50 | 59 | 67 | 76 | 84 | 93 | 101 | |
10 | 32 | 41 | 50 | 59 | 68 | 77 | 86 | 95 | 104 |
■凡例
54以下 | 寒い | – | |
55~59 | 肌寒い | – | |
60~74 | 快適 | – | |
75~79 | やや暑い | 半数以上が不快 | |
80以上 | 暑い | ほぼ全員が不快 |
■不快指数の求め方(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より引用)
不快指数=0.81T+0.01H(0.09T-14.3)+46.3
T:温度(℃)
H:湿度(%)
上記の表を使用して、一例として関東の地域で見ると、春や秋はもちろん、梅雨明けの7月なんかも気温が高いけど湿度が低い日が多いので、ねらい目といえるでしょう。ただ避暑地などでは、8月9月の暑い時期でも快適なので、夏の時期もベストシーズンとなります
春(ゴルフをするときに覚えておく特徴)
春とは、気象庁のHP:気象庁 時に関する用語から引用しますが、3~5月が春と定義しています。それではその春にはどのような特徴があるでしょうか。下に記載します。
- 日照時間が比較的長い
- 花粉の季節
- 桜が咲く季節
- 不快指数の快適の日が多い
日照時間が比較的長い
春は日照時間がシーズン中で比べると、比較的長いことから、朝は比較的早くから、夕方は比較的遅くまで実施することが可能です。選択肢が広いということは良い傾向ですよね。
花粉の季節
私もそうですが、花粉症の方にとっては最も厳しい時期です。春にゴルフを実施する前には、必ず病院に行き薬をもらいます。そうしないと、一日マスクをしてゴルフをすることになります。絶対嫌ですね。(友人はマスクをしていましけど。)
桜が咲く季節
コンペで桜が咲く時期を狙うと非常に喜ばれます。またあなたも桜を見ることができれば、テンションも上がるかと思います。好スコアも期待できるのでは。
不快指数の快適の日が多い
先ほどご紹介した不快指数で、快適と呼ばれる日が多いことが最大の特徴です。不快指数で表さなくても、春が気持ちいいということはわかりますよね。
夏(ゴルフをするときに覚えておく特徴)
夏とは気象庁では、6~8月と定義されています。それではその夏にはどのような特徴があるでしょうか。下に記載します。
- 日照時間がシーズンで一番長い
- 梅雨時期である
- シーズンで最も気温が高い
- ラフの芝が長い
日照時間がシーズンで一番長い
夏は日照時間がシーズンで一番長いことと、気温が高いことから、比較的朝方からゴルフをする人が増えます。朝起きるは厳しいけど、朝早くからゴルフを実施すると、すがすがしく、また終わる時間が午後一とかなので、早く帰ることもできます。おすすめです。
梅雨時期である
6月は梅雨です。常にどんよりとした雰囲気です。また雨に降られると、ゴルフのやる気も下がってしまいます。基本は避けたい月となります。
シーズンで最も気温が高い
シーズン中で最も気温が高いです。プレーをしていると、汗が止まらなく、汗拭きタオルは必須となります。また水分補給も実施しないと、熱中症の恐れがある季節となります。
ラフの芝が長い
ラフの芝が長くなる時期なので、ラフにつかまると初心者は非常に苦労します。逆に上級者はその点も楽める技術はあると思います。
秋(ゴルフをするときに覚えておく特徴)
秋とは気象庁では、9~11月と定義されています。それではその秋にはどのような特徴があるでしょうか。下に記載します。
- 日照時間が比較的短い
- 紅葉の季節
- 不快指数の快適の日が多い
日照時間が比較的短い
日照時間が短いということは、ゴルフを快適にできる時間帯が限られるということです。なので、予約が早めに埋まってしまう可能性が高い季節でもあります。
紅葉の季節
プレーでいれば落ち葉が多いなと感じます。気持ち面で言うと、かなりきれいな紅葉が見られる季節です。紅葉の季節を狙えば、コンペでも盛り上がること間違いなしです。
不快指数の快適の日が多い
春の説明文と一緒です。不快指数で、快適と呼ばれる日が多いです。不快指数で表さなくても、秋が気持ちいいということはわかりますよね。
冬(ゴルフをするときに覚えておく特徴)
冬とは気象庁では、12~2月と定義されています。それではその冬にはどのような特徴があるでしょうか。下に記載します。
- 日照時間がシーズンで一番短い
- 降雪時期である
- シーズンで最も気温が低い
- ラフの芝が短い
日照時間がシーズンで一番短い
日照時間がシーズンで一番短いことに加え、朝方においては、グリーンが凍っていたりするので、グリーンにボールが落ちると跳ねます。従って、9時前後からのスタートが望ましいでしょう。また夕方も早めに日が落ちる為、プレーできる時間が限られています。
降雪時期である
私はまだ経験はありませんが、雪の中でもゴルフはしないといけない時があります。おそらくゴルフにならないでしょう。その日が多い冬はできるだけ避けたいですね。
シーズンで最も気温が低い
寒いと厚着をします。すると体が動きづらくなる為、いつものプレーができなくなります。よってスコアを落としがちになります。
ラフの芝が短い
これは利点ですが、ラフの芝が短くなるので、ラフにつかまることが少なくなります。フェアウェイを無理に狙わなくても良いので、気持ち的には安心感があります。
まとめ
ここまでご紹介させて頂いた内容をあなたの地域に当てはめた時に、どこがベストシーズンか決まると思います。実はそのことはゴルフ場はわかっていて、シーズンごとにプレー料金を変えています。
プレー料金が安ければ、快適にゴルフができる可能性が低いシーズンで、逆にプレー料金が高ければ、快適にゴルフができる可能性が高いシーズンとなります。
ただしこれらはあくまで可能性です。冬でも快適な日はありますし、春でも土砂降りの日はあります。もし極力天気の良い日にゴルフをしたいと思っているのであれば、別記事の【ゴルフ日程決定者必見】天気の良い日にゴルフをやるためにはをご覧頂ければと思います。
長い記事でしたが、ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
あとがきとして私の周りの人たちもほとんど利用している、ゴルフに関するおすすめサイトを下に記載しますので、よろしければご活用いただければ幸いです。
■おすすめのゴルフ関連サイト